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スタッフブログ - 虫歯の治療

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「虫歯は痛んだら歯医者に行けばいい」と思っていませんか?実は、虫歯が歯の神経(歯髄)近くまで進行しても、痛みや違和感がほとんどない場合があります。さらに、虫歯は目に見える茶色や黒い斑点とは限らず、歯の隣接面(歯と歯の間)から始まる虫歯は自分ではまず気づけません。特に子供の歯は柔らかく、虫歯が急速に進行するリスクが高いので要注意!放っておくと、突然の激痛や歯を失う危険が。今回は、虫歯が「隠れる」理由と、早期発見の大切さをわかりやすくお伝えします。お子さんの歯を守りたい保護者の方、必見です!



1. 虫歯が「隠れている」理由
歯はエナメル質、象牙質、歯髄(神経や血管がある部分)で構成されています。エナメル質には神経がないため、初期の虫歯では痛みを感じません。虫歯が象牙質に進行しても、歯髄に直接達していない場合、症状がほとんど出ないことがあります。これは、象牙質の微細な管(象牙細管)が刺激を伝えにくいためです。
虫歯は通常ゆっくり進行し、歯髄が軽い炎症を起こしても、身体がその刺激に慣れてしまうことがあります。また、歯髄は「二次象牙質」という保護層を作り、一時的に歯を守ろうとします。この防御反応により、虫歯が歯髄近くまで進行しても症状が抑えられる場合があります。しかし、この防御には限界があり、進行が進むと急に強い痛みや歯髄炎、歯の根への感染リスクが高まります。痛みの感じ方には個人差もあり、神経の感受性が低い場合や虫歯の進行方向によっては、症状が出にくいこともあります。

2. 虫歯は見た目でわかりにくい!
虫歯というと、歯の表面に茶色や黒い斑点ができるイメージがありますが、必ずしもそうとは限りません。特に、歯と歯の間(隣接面)で始まる虫歯は、見た目ではほとんどわかりません。鏡で見ても、歯ブラシやフロスでも気づきにくい場所に潜んでいるため、虫歯が進行して歯髄近くに達するまで自覚症状がないことが多いのです。この「隠れた虫歯」は、レントゲンや歯科医師の診察で初めて発見されることがほとんどです。

3. 子供の歯は特に要注意!
子供の歯(乳歯や生えたばかりの永久歯)は、大人の歯に比べてエナメル質や象牙質が薄く、柔らかいのが特徴です。そのため、虫歯の進行が非常に速く、短期間で歯髄に達してしまうことがあります。大人の歯なら数か月かかる進行が、子供の歯では数週間で悪化することも。しかも、子供は痛みや違和感をうまく伝えられない場合が多く、保護者が気づいた時には重症化しているケースも少なくありません。乳歯の虫歯は、永久歯の成長や歯並びにも影響を与えるため、早めの対処が重要です。

4. 早期発見のメリット
虫歯を早めに見つけることで、以下のようなメリットがあります。
簡単な治療で済む:初期の虫歯は削る量が少なく、詰め物で治療が完了。進行すると、神経を取る根管治療や抜歯が必要になることも。
歯を長持ちさせる:歯髄に達する前に治療できれば、神経を残せ、歯を長く保てます。子供の乳歯は、永久歯の健康にも影響するので特に重要です。
時間と費用の節約:進行した虫歯は治療が複雑で、複数回の通院や高額な治療(例:クラウンやインプラント)が必要になる場合も。早期なら負担が軽減されます。


次回は7月3日に更新します!

▶️虫歯の治療について詳しくはこちら

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【監修者・執筆者/みやかわデンタルクリニック 院長 宮川宗久】
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〜経歴〜
⚫︎1997年 東京歯科大学卒業 海上ビルデンタルクリニック(東京丸の内)勤務
⚫︎2002年 みやかわデンタルクリニック開設
・日本歯周病学会会員
・日本口腔インプラント学会会員
・日本審美歯科学会会員


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