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歯の根の治療

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診療時間

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(最終受付13:00)
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歯の根の治療

歯の神経とは?

一般的に歯の神経という場合、歯の中にある血管や神経の複合体の(歯髄)のことを指します。

血管や神経の複合体の(歯髄)

『歯髄(神経)』の役割

■ 刺激を伝える
歯にかかる様々な刺激、異常を感知し、脳に伝えます。
■ 歯に酸素や栄養を送る
歯髄には毛細血管も入っていて、歯に酸素や栄養を補給しています。

根管治療とは 〜抜髄・感染根管治療〜

歯の神経や血管の通っている管のことを根管といいます。
虫歯が進行して神経まで達した場合、神経を取り除く必要があります。又、過去に根管治療をした歯でも再度細菌が侵入して根の先端に膿が溜まることがあります。
そこで、細菌の侵入を防ぐために根管を掃除洗浄して専用の薬を詰める一連の処置を『根管治療』と呼びます。

根管治療には、大きく分けて『抜髄』『感染根管治療』の2つがあります。

『抜髄』とは(保険診療)

『抜髄』

虫歯が深く進行し歯の神経まで達したり、歯が大きく破折してしまった場合、歯の神経が炎症を起こします。そうなると、激しい痛みを伴い神経の炎症を抑える事が難しいため歯の神経を除去する必要があります。
この歯の神経を除去する作業を『抜髄』と呼びます。
抜髄から根管充填(根の中を消毒した後、細菌等の侵入を防ぐため根の中を塞ぐ処置)に至るまで数回の処置がかかります。

抜髄治療の流れ

麻酔を使用して虫歯に侵された部分を除去し、汚染されてしまった神経の治療が出来るように歯に穴をあけます。

抜髄治療の流れ2
矢印

『ファイル』という器具で歯の神経を抜き、神経が取り残されないよう根管の中を掃除していきます。

抜髄治療の流れ3
矢印

神経が入っていた根管をきれいにし、消毒薬を使用して何度か治療を行います。
症状が治った後、細菌等の侵入を防ぐために専用の充填材で根管の中を塞ぎます。

抜髄治療の流れ4
矢印

歯に土台を作り、その上に最終的な被せ物を装着して治療完了です。

抜髄治療の流れ5

『感染根管治療』とは(保険診療)

『感染根管治療』

過去に根管治療を受けた歯が再び細菌に感染し、根の先に膿がたまった場合に行う治療です。
歯の中に埋めてある土台や充填物を除去しなければならないため、抜髄処置よりも多くの時間がかかります。

感染根管治療の流れ

汚染されてしまった神経の治療が出来るように、被せ物や中に入っている土台を除去して再度、根管治療が必要です。

感染根管治療の流れ2
矢印

『ファイル』という器具で、過去に詰めた根管の中の材料を除去し、根管を掃除していきます。

感染根管治療の流れ3
矢印

根管の中を綺麗にし、消毒液を使用して繰り返し治療を行います。
症状が治った後、細菌等を侵入を防ぐために再度専用の充填剤で根管の中を塞ぎます。

感染根管治療の流れ4
矢印

歯の土台を作り、その上に最終的な被せ物を新しく装着して治療完了です。

感染根管治療の流れ5

歯の根の治療で使用する道具

マイクロスコープ

マイクロスコープ

マイクロスコープは、医療用の顕微鏡のことです。視野が大きく、通常の2〜24倍まで拡大されます。マイクロスコープは肉眼では直接見ることのできない根管治療や、精密な歯の修復物の作成に特に力を発揮します。

zoo(ズー)

zoo(ズー)

zoo(ズー)は、治療する歯の周りに設置する吸引機(バキューム)です。
根管治療では、防湿・乾燥が非常に重要です。チューブ型で所々穴が開いており、唾液だけでなく歯の削りかすや細菌を吸い込み侵入を防ぎます。ラバーダム防湿同等以上の効果があり、根管治療の成功率を高めます。

ファイル
ファイル

ファイル

ファイルには2種類あり、ドクターの指で操作する手用ファイルと、機械に装着して使用するロータリーファイル(ニッケルチタン)があります。
●手用ファイル(ステンレスファイル)
耐久性が高く折れにくい特徴があるため、極めて細い根管の清掃から太い根管まで使えます。手で扱うために作業効率がロータリーファイルに比べて劣ります。
●ロータリーファイル(ニッケルチタンファイル)
当院では折れにくく、柔軟性のあるニッケルチタン製のファイルも使用しています。しなやかに曲がり柔軟性があるため、様々な形状の根に対して使用ができ、治療効果を上げることができます。手用ファイルに比べて極めて短時間で根管を清掃することが可能です。

神経まで侵食された大きな虫歯であっても
『歯の根の治療』で、もとの歯と同じように
咬む力に耐え、機能するようになります。
治療回数がかかりますが、治療の途中で
放置してしまうと状態が悪くなり残す事が
できなくなるため、最後まで治療を行う事が
とても大切です。

アドバイス

よくあるご質問

Q

根管治療とは何ですか?

A

歯の中の神経が虫歯で侵されてしまった場合に行う治療です。神経が入っていた根管と呼ばれる管を清掃して細菌が繁殖しないようにします。

Q

なぜ治療回数が多くなるのですか?

A

歯の神経の管は大変細く、歯によっては管が複数に分岐していて見えづらいため治療をするのが困難です。そのため複数回の治療が必要になる事が多くあります。又、治療の効果がすぐに現れない事も多いためです。

Q

根管治療の後、神経がないはずなのになぜ痛みを感じるのですか?

A

神経の管が根の先端付近で枝分かれして、神経繊維が残ってしまう事があります。又、神経の管の中にあった汚染物質や消毒の薬が、根の外に押し出される場合も痛みを誘発します。

Q

神経を取ってしまった歯は折れやすいと聞きましたが本当ですか?

A

神経がある歯と比べて折れたり割れたりしやすいのは事実です。神経を取ってしまうと歯の水分がだんだんと失われて硬くなり、柔軟性が乏しくなってしまいます。また、虫歯の一部を削除したり根管治療で神経の管を清掃する際に、部分的に歯が薄くなってしまうことも一因です。

Q

仮の蓋が外れてしまいました。そのままでも良いですか?

A

なるべく早く歯の中を消毒して再度、仮蓋をする方がいいです。そのままにしておくと歯の内部から虫歯になったり根の先が膿む原因になります。


その他の診療科目

当医院ではお口を美しく保つ審美治療やホワイトニングから、様々なトラブルに対応した歯の治療まで、
患者さまの目線にたち安心・丁寧な診療をおこなっております。